そんな見逃し、あるのか

宜保愛子と町蔵が出てくるってんで『吉本ばななインタヴュー集』を読みはじめた。で、

吉本「あれこれかれこれ」
町田「なんじゃらかんじゃら」

という具合に発言者が略称で記されるわけだけれど、ポール・オースター(Paul Auster)が最初から最後までP・Oと表記されていてたまげる。
ニューヨークの私邸にうかがってまで取ったものなのにそんなとこミスるかなあ。びっくりだ。世に出るまで誰も気づかなかったってこと? 不思議すぎる。

P・O「

が目に入るたびにもやっとする。
まあ、本筋とは関係ないことなのでどうでもいいと言えなくもないけれども。

吉本ばななは特に好きじゃない……っていうか、今となってはほとんど記憶にないな。

ああ、そうだ。よく『マリ・クレール』を読んでいたことを思い出した。ある時期まではなかなか面白い雑誌だったんだ。そこに「ツグミ」の連載があったのだった。私にはフィットしなかったけれども。うん。