水いらず『ほとんど、空』

これ、かなりいいですよ。

声の、何というべきか、幾分頼りない、内省的な響きがメロディによくフィットしている。

言葉の選び方もいいね、青くさいけれど……いや、そうじゃなく、青くさくていいんだな、まだ青が似合う人々。
枯葉色が腐葉土化しはじめたおっさんたちとはちがうんだ。

ベッドルーム的な手作り感も音質の温もりも魅力的だ。

応援したい気になるよ。

チャンスがあれば聴いてみるといい。アルバムを入手しないまでも、AppleMusicやSpotifyででも。

あとは生の演奏をみたいなあ。手っ取り早いのは対バンの企画を組むことだけれども。

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爆音推奨……しづらくなったぜ。

ヘッドフォンは耳への負荷が大きいのであまり使わないようにしています。これは大昔から。
疲れるし、聴力は悪くなるとなかなかなおらないらしいし。

とはいえ、ヘッドフォンをかけなきゃならない場面ってのもちょこちょこあるわけ。この3日ほどヘッドフォン作業が多かったので、疲れたな。休み休みやっていても。

その昔、音楽を聴くのに爆音推奨みたいなことが書かれたLPっていくつか見かけたような記憶がありますが、ものによるとはいえ、やっぱりそこそこでかい音で聴く方が気持ちいいと思えることは多い。特にロックの系なんかはね。爆音は七難隠すってな物謂いさえある。

ただし、これね、スピーカーから出せる場合に限った方がいいかもしれない。
ヘッドフォンやイアフォンで爆音連発は避ける方がいいんじゃないかな。
日本の住宅事情じゃ家の中でもでかい音は出せないよってことは多いだろうし、若い人にはそもそもヘッドフォンやイアフォンで聴くのが標準になっている人も少なくないでしょう。
長めに入院している時に看護師さんたちに尋ねたら、音を外に出す機械をもっている人はほぼほぼいなかった。
そうなるともはやでかい音を推奨しちゃいけないのかな、なんてなことを思う昨日今日。

ま、そういうどうでもいい話なんですけれども。
ブツではなく配信/ダウンロードのみでリリースする機会、これから増えるだろうしね。
音楽体験もどんどん変わっていくよな、良くも悪くも。

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買わないという選択

ご存知のように私はぼんやりと、志ん生の言葉を借りるなら、ついでに生きているような盆暗ライフを送っている愚かしいものであります。

あんたんとこは代々そうなのかい、と問われれば、声を大にして否定せねばならないな。私以外はみんなそれなりにきちんとした人たちなのですよ、多分。

直近の先祖であるところのわが父は社会的にもきちんとしていたし、人生の中で出会った人の中でおそらくもっとも頭がいい人の一人でありました。毎日勤めに出るような生活をしていたわけではないので、一緒に過ごした時間も少なくない。そんなわけで、影響を受けているところがそれなりにあります。いや、もっともっと学ぶべきであったろうな、と思う……って、もう間もなく還暦になるおじいちゃん、あんた、今頃、何言うてはりますのん、みたいな世界ではありますか。

ニュース番組でメーデーだったり安保だったり、何だったら、浅間山荘だったり、市ヶ谷の三島だったり、ってなものを目にした。小学生の頃のことだ。同年輩の人なら同じような記憶を抱えている人も少なくないだろう。

その時に、父が話してくれたこと。

みんなが世の中を良くしようと思ってやっていることなんだけれど、この世界にはいろいろな人がいるから意見がうまく噛み合うとは限らない。そんな時に、どうアプローチするかというのも、意見と同様に人それぞれなのだよ、というようなことであった。そして、法律を犯すのはよくないし、暴力も良くない。私はいつでも暴力じゃない方法を選ぶ。そんなことだったな。

世の中を変える本線は選挙で自分が正しいと思う人に票を投じることだ。これは権利でもあり、本当は義務でもあると。こんなようなことを小学生にわかるような言葉で語ってくれたのですよ。

話は続いた。子どもには選挙権がないけれども、それでもできることはあるんだよ。それは悪いと思う会社のものは買わないということ。遠回りだし、小さな力かもしれないけれども、これも大事なことなんだよ、と。

斯くして、非買というスタンスを学んだのだけれども、肝心のどういう会社が悪いのかってことが判然としないのが今と変わらずぼうっと生きていた小学生の限界だったかな。

それでも、戦争に加担している企業のものはうちでは買わない、公害や薬害をもたらしたところのものも買わない、などという両親の会話から、なるほどな、と自分なりに思い込んでいったのであります。

どんなことでも完璧にはできないもんですよ。だからと言って、やらないよりはましであるのも、また事実。そんなわけで、私は私なりのちょっとぬるめの非買活動をかれこれ半世紀ほど続けてきている。

今度のオリンピックの一連の動きの中でまた買えないメイカーが増えたよ。ふむ。

もちろん、あくまでも選挙で正義の一票を投じることが本線だけれども、非買だって重要な態度なんだってことは、君にも知っておいてほしいんだ。よろしくね。

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みんなどこに隠れているんだろう

都議選が終わった。結果そのものに関しては最悪ではないけれど最高でもない。そんなところ。世の中、ほとんどの場合、最高と最悪の、その間のどこかにあるものではある。

ただ、ですね、投票率の低さは心底やばい。42%。え?

投票の仕方とかわかんないしぃ~、みたいなことを言うておる若人らが存在するようだ。それで億劫になる。わざわざ雨の中でかけていっても、変なことして恥かいちゃうかも、みたいな心理もあるのかもしれない。投票の仕方を義務教育で教えておくべきなのかもな。変な時代になったって気もするが、そうでもしないといかんのかもしれん。

で、ですよ。投票の仕方の動画をyoutubeなんぞで用意するといいのではないだろうか。

参加率が上がると困るであろう、政権与党はそんなことしてくれるはずはないから、心ある市民のどなたか、頑張ってください。あるいは、かつては文化区と言われていた我が町杉並が役所を上げて、投票率向上のために動画作成チームを立ち上げるってのもいいんじゃないの。どうよ。

  • 投票用紙が届いたら、名まえを確認してね。
  • どこで投票するのかってことも書いてあるよ。
  • んでもって、この紙を持って投票所に行こう。
  • 入り口で係員みたいな人に渡すと、投票用紙をもらえるよ。
  • 仕切りで切られたところがあって、鉛筆も置いてある。
  • 目の前に選挙に出ている人の名まえが貼られているから、それを見ながら書けばOK。
  • あとは紙を二つとか四つに折って、投票箱に入れるだけ。
  • これで君も投票デビューだぜ、Yeah。

……みたいな動画。

そのチャンネルへのリンクのQRコードを投票用紙に同封する。どうでしょう?

やってみる価値はあると思うんだ。

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君も一緒に滅びるかい?

日本は滅びるな、と思うようになったのは、竹中・小泉政権のときからだな。

厚生年金にかかわる、遠回りに言えば詐欺のような行いを「人生いろいろ」などとくそみたいな言い訳に終始してうやむやにしようとした。時の総理大臣が、ですよ。結局、マスコミも国民もそれを厳しく追及することがなく、狙い通りにうやむやにされてしまったのであった。そんな国、滅びて当然だろう。

で、滅びが一気に現実化してきたのが、竹中・安倍政権のとき。

嘘をつきつづける首相。

例えば、ジム・キャリーがコメディ作品の中で嘘ばっかりついちゃうイカれた大統領役を演じるのならば良かろうけれども、こんなのが現実の日本の総理大臣だなんて。

おかげで嘘・改竄・隠蔽だらけの国家になってしまったのはご承知の通り。

しかも、犯罪、あるいは犯罪に準ずる行為が発覚しても政治家や官僚は嘘をつき続ければ何とかなるという構造もできあがってしまった。救いようがない。

そこから続く現在の竹中・菅政権も酷い。

前政権同様に、まともなロジックもなければ、人としての情もない。理解力がないから罪悪感もない。こんな人間が国家の舵取りをしている。日本国が滅びるのもやむなし。

……とは思うものの、まだ希望がゼロになったわけではない。そう思いたい。

次の国政選挙で政権交代を実現させればいいではないか、とね。

この狂った10年近くの間に成立させられた出鱈目の数々をひっくり返して元に戻そう。悪いやつにはきちんと法の裁きを受けさせよう。政権交代が実現すれば不可能ではないはずだ。

ただね、仮に政権交代したとしも、失われた命は取り戻せないんだ。そのことを思うと、気が滅入る。とことん滅入る。こればかりはどうにもできない。

何はともあれ、正義を取り戻し、悪を滅ぼす。そういう日本人好みの勧善懲悪の時代劇を、現実世界でおこそうぜ。

選挙に行き、正義の一票を投じる。ただ、それだけのことで実現可能なんだからさ。頼むぜ、ベイビー。

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bokenasu records

あさがやんずレコードという、のんびりしているけれどもクォリティの高いものを作る(自画自賛)レーベルをチームでやっておる私です。友人知人のみなさんの多くはご承知の通り。

Misaco + Otherz、ミサザキナオコ、BakaNeko Projectのアルバム、『バット・オンリー・ラヴ』のサントラもそこからリリースしているわけね。

2年連続で入院したり、昨今はコロナ騒動などもあり……などなどの影響を受け、少なからず停滞している感じがありますが、このあともミヤザキナオコの2nd、扇好師匠の1st、Misaco + Otherzの3rd……世に送り出さなきゃならないものがまだまだたくさん。お楽しみに。

それはそれとして、あさがやんずレコードをA面とするならB面に相当するような心算で超お気楽な個人レーベルをはじめます。
bokenasu records。その名の通り、ぼけなす感(?)を前面に押し出していこうかな、と。

あさがやんずレコードが真ん中にあって、その両隣にむらたつとむのKotonoha Factory、私のbokenasu recordsがあるようなイメージかな。なんかおもろいバランスじゃありませんか?

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