ザ・ディフェンス

私、本職は無職。世の役に立たないポンコツである。君のようなくそたるんだものは往来の端っこを歩きたまえ、と詰られるなどしたとしても、ああ、申し訳ございません、なんてへいこらして、なんだったら、もっと端までいってドブの中を這っていきたまえ、なんて言われてもしょうがないような人間ですが、近頃はドブって見かけないな。じゃあ、ドブの中を進むのは無理だな。
……というような愚かしい考えを捏ねくり回している者がこの広大なネットの片隅で何かしら呟いたとしても何がどうにかなるものでもないのだけれど、全ちゃんの読んで笑っちゃった、などと言ってくる奇特な人もたまにいるので、まあ、全くの無意味ってことでもないんでしょうか。

昨日一昨日とだらだら書いたことの圓朝。いや、圓朝じゃなく延長。圓朝だったら、「サッカー/戦争/自民党」なんてなお題を出しても気の利いた三題噺に仕上げるんだろうなあ。

で、ディフェンスの話ですが、この国の平和を考える上で一番のネックは原発です。まずはこれを全部廃炉にしないとどうにもなりません。仮にまぐれあたりだったとしてもミサイルが当たれば、核爆弾と同じ効果を発揮するわけで、辺り一体、場合によっては日本全滅って構図が容易に思い浮かびまさぁね。そんなのがこの狭い島に50以上あるんだから戦争の心配をしている人は、いますぐすべての原発を廃炉にすべく立ち上がらないといけません。
同様に大事なのが第一次産業を応援すること。極端に自給率が低い上に島国でござい。輸入を止められ、食べる物に窮したら戦争どころじゃないじゃんね。そもそもさ、いま現在、子どもの6人だか7人だかに1人が満足に喰えていない状況なんですよ。ひとり親家庭の貧困率は50%あまり。ひどすぎるぜ。責任者でてこ~い!と怒るべき状況です。
それに加えて教育もよろしくね。本気で戦争をしたいと思う人がいたら、科学や経済などなど、さまざまな分野で国民の学力を高めていかないとなりませんことよ。最先端の武器を作るにも学問、経済競争をしかけるにも学問、交渉するにも学問。エネルギー政策にも農業対策にも、何をするにも学問が必要になるんだよ。
敵性語は使用禁止じゃ、なんてんで、外国語を排除するのではなく、むしろ勉強しなきゃいかんのよ。支配されるにせよ、支配するにせよ、交渉するにせよ、身振り手振りでってわけにはいかないので、しっかりと語学も勉強しましょう。

さあて、そろそろ飽きてきたよ。何度も言ってることばっかだし。
要約すると、軍事費は増やすどころかどんどん減らして、その分を第一次産業や教育に回し、原発を全て廃炉にして再生可能エネルギーに注力しろってことでございます。それがこの国のディフェンスのあるべき姿。
ほいほい、よろしく。