中味で勝負ってのは正しい姿だけどさ

この歳になってもまだまだ学ぶことはあるもんだなあと思う。
というのは、あんなにおいしい「アイスの実」も深夜の暗い台所で雑に撮影するとうまそうに見えないということ。
商品をきちんと見せるということは重要なんだね。スーパーやコンビニの「アイスの実」売り場のみなさん、ぜひ、「アイスの実」にしっかり光を当ててほしい、その実力がきちんと伝わるように。

「アイスの実」と比べるのもどうかと思うけれども、パッケージというか印象によって中身の素晴らしさがちっとも伝わっていないな、めちゃくちゃ損しとるなと思われるものに日本共産党がある。

日本共産党を悪の組織のように思っている人をたまにみかける。それだけじゃなく、共産党ってなんか暗い? なんかちょっとやばいんでしょ? ぐらいにネガティヴなイメージで捉えている人も散見する。
そういう人たち、なぜそういう考え、感覚に至ったのかというと、ほぼほぼ明確な理由などない。なんとなく、ってなもん。共産党は悪いやつ、知らんけど……みたいな。
ところがどっこい、共産党のやっていることやヴィジョンをきちんと見てみると、すんげえまともだし国民のことを大切に考えているのがよくわかる。むしろ、正義の味方ですがな。

例えば、アイコクな人々が嫌う中国を誰よりもきちんと批判しているのは日本の共産党だろう。もう一方の赤い国の代表ロシア(実はすでに共産国家ではないんだけれども)をもっとも批判しているのだって日本の共産党だろう。にもかかわらず、共産党って中国やロシアの仲間だろ、ぐらいのイメージを持っている人がそこそこな規模で存在する。これね、大きなまちがい。残念。
もし、自分は日本の共産党にネガティヴな印象を持ってるんだよねって人がいたら、なんでそう思うようになったんだろうということを考えなおしてみる方がいい。いつのまにかすりこまれた根拠のない印象に惑わされているにすぎないじゃんって気づくと思うぜ。
普通に暮らす普通の人々の味方、まともな人の味方、弱者の味方、それが共産党の本当の姿だろう。まちがったレッテル貼りや情報操作に揺さぶられずにきちんと真実を見るべきだよ。

なんか共産党讃歌みたくなっちゃってるけど、共産党に関してのみならず、大切なのは真実を見ようとする目を持つことですよ。報道の自由度が激烈急降下している国に生きるには、とてもとてもとてもとても大事なことなのであります。

そして、私の撮った「アイスの実」の写真がいまいちだとしても、「アイスの実」のおいしいおいしい真の実力を見誤らないでください、ということも申し添えておきます。