この国は滅んでいくんだろうな、と思うようになってから、どれぐらいかな

日本は滅びるな、と思ったのは、竹中・小泉政権のときからだな。
厚生年金にかかわる、遠回りに言えば詐欺のような行いを「人生いろいろ」などとくそみたいな言い訳に終始して、うやむやにしようとしたんだ。時の総理大臣が、だぜ。
結局、マスコミも国民もそれを厳しく追及することがなく、狙い通りにうやむやにされてしまった。そんな国、滅びて当然だろう。

で、滅びが一気に現実化してきたのが、竹中・安倍政権のとき。
嘘をつきつづける首相。
例えば、ジム・キャリーがコメディ作品の中で嘘ばっかりついちゃうイカれた大統領役を演じるのならば良かろうけれども、こんなのが現実の日本総理大臣だなんて。
おかげで嘘・改竄・隠蔽だらけの国家になってしまったよ。
しかも、犯罪、あるいは犯罪に準ずる行為が発覚しても政治家や官僚は嘘をつき続ければ何となるという構造もできあがってしまった。救いようがない。

そこから続く現在の竹中・菅政権も酷い。前政権同様に、まともなロジックもなければ、人としての情もない。理解力がないから罪悪感もない。こんな人間が国家の舵取りをしている。日本国が滅びるのもやむなし。
……とは思うものの、まだ希望がゼロになったわけではない。そう思いたい。

次の国政選挙で政権交代を実現させればいいではないか、とね。
この狂った10年ほどの間に成立させられた出鱈目の数々をひっくり返して元に戻そう。悪いやつにはきちんと法の裁きを受けさせよう。政権交代が実現すれば不可能ではないことだ。

ただね、仮に政権交代したとしも、失われた命は取り戻せないんだ。そのことを思うと、気が滅入る。とことん滅入る。こればかりはどうにもできない。

何はともあれ、正義を取り戻し、悪を滅ぼす。そういう日本人好みの勧善懲悪の時代劇を、現実世界でおこそうぜ。
選挙に行き、正義の一票を投じる。ただ、それだけのことで実現可能なんだからさ。頼むぜ、ベイビー。