国力を増強しようぜ

自民党の中には下々の者は御国のために血を流せ、的な乱暴なことを申し立てるものもおるやに聞く。
日本国憲法で縛られるべき立場の国会議員でありながら改憲して人権を制限する方向に進めてやるぜ、へっへっへ……みたいな危険性を感じる昨今です。
彼らは先制攻撃もありじゃん、みたいなことさえ言い出しているようで、日本の平和もそろそろ終わりかと危惧する次第。
そんな恐ろしい時代に備えて、下々のものも軍事力というものに対する意識を改めなきゃいかんなと思います。私のような盆暗があれこれ考えてもしょうがないとは思いますが。

日本の軍事力を考える場合、まず一番にやらなければならないのは、農業の増強ですね。島国ですからね、海路を閉ざされたらすぐに飢える羽目になってしまう。そうならないように自給率を上げましょう。
農業をはじめとする第一次産業に従事している人を応援するだけでなく、コロナで職を失った人などに新しい人生の選択として農業就業へのサポートを行うなんぞもいいよね。

それから食と同様に水を守らなければいけません。
水を民間に、ましてや外資に委ねるなどあってはならんことです。生命線たる水を外資に売り渡すような輩が軍事力を云々するなどもってのほか。阿呆なのでしょうか。水は命に直結するものですよ。いや、ほんとに。

それから、エネルギーも自力でできる部分をどんどん増やすようにしなければなりません。ミサイルやら戦闘機やらに使う予算があるなら、国内で安全かつ持続的に利用できるシステムの開発に回しましょう。
自前のエネルギーと言っても、原発はだめですよ。どっかからミサイルが飛んできて、まぐれにせよ、かすったぐらいでもエリア一帯が壊滅、下手したら日本が全滅です。なので、すぐに全ての原発は廃炉にしましょう。こんなに地震の多い国で原発をじゃんじゃか作っていることがそもそも異常なわけだしね。

世界を見渡してください。
政治家の中には勇ましいことを言っている人もいますけど、どんなにどんなに戦力を増強しようとも、大国が本気で攻撃してきたら、日本なんて瞬殺ですよ。
なので、軍事力の増強には意味がない。むしろ、全て放棄する方が世界の中で安全なポジションに位置できる可能性は高いんじゃないかな。
そう考えると、戦力戦力と煽り立てる政治家は、ばかなのか守銭奴なのか、あるいは、その両方なんだと思われます。次の選挙で落とすべきだな。

ああ、日本の未来を考えると暗い気持ちになって疲れるな。今日のところは、こんぐらいにしとくか。

本日の結論。
これからは農業応援、軍事費ゼロ国家を目指すべき。
そもそも憲法には戦力は保持しないって記されているんだしさ。