団地全体のjcomとの包括的な契約形態が変わったってなことで、機材入れ替えだのなんだのがあった。ディズニープラス3ヶ月無料っておまけがついてきた。
で、リモコンをかしゃかしゃさせていたところ、『ロッキー・ホラー・ショー』を発見。DVDを持っているのにもかかわらず、ついつい最後まで観てしまったんだけれども、やはりすんばらしい。すんばらしい。
最初に観たのは16、7の頃、中野武蔵野館だったと思う。女子美のおねえちゃんたちが前の方で騒いでいて、映画館らしくないのりにびっくりした。曲も物語も役者陣も、文句なく私の好みにフィットしており、今に至るまで最高に好きな映画のひとつ。
高3の文化祭では『ロッキー・ホラー』のパロディのようなミュージカルを生バンドでやったよ。
まずは、いったいどういうものなのかってことをクラスのみんなに知ってもらうために三鷹オスカーまでえっちらおっちら大挙出動したことを思い出す。変な高校、というか、変なクラスだったな。都立とはいえそこそこ優秀な進学校だったわけで、ほぼほぼ真面目で優秀な人だらけなわけ。なんだけれども、我がクラスは美大・音大受験の人プラス学年で勉強からもっとも遠くにいる弛んだ人々を寄せ集めたクラスだったんですよ。担任も学年で一番ゆるゆるの気楽な体育の先生だったし。
ホームルームみたいな時間が週に1時間あってその時間にライヴをやったこともあったなあ。他のクラスは教室でおとなしく何かしらやっているのに、うちのクラスだけ爆音でライヴ。めちゃくちゃだな。
そういうのを許容してくれたとぼけた担任の先生、のんびりした都立校。時代や場所の要素も大きかっただろうね。70年代後半の第三学区。
当時はそれは当たりまえの日常の一部でしかなかったわけだけれど、いまふりかえると、そこそこ出鱈目な生活を許容してくれた先生たちや町のみなさんにありがとうとお礼を言うべきだなって思ったりして。あれ? おれ歳とったかな。