みんなの代表

つきあいというのは誰にでもある。私のようなたるんだ人間にでさえ幾許かのつきあいはある。でもさ、知らない人に頼まれたって、祝電を打ったり、なんだったら、現場にいってわあわあおべんちゃらを撒きちらしたりはしないよ。当たり前のことだ。

ところが、国会議員だからつきあいが……みたいな、意味のわからない言説が罷りとおっておるように見受けられる日本、大丈夫でしょうか。大丈夫じゃないね。いやんなっちゃう。

みんな、国会議員にあますぎるぜ。世界的にも破格の高級をとりながら、議会のさなかに眠ったり、スマホをいじってワニの動画をみたりしている人たちだよ。もっと厳しい姿勢で監視するぐらいでちょうどいい。っていうかさ、授業中に寝てるやつがいたら、先生に怒られますよ。私なんざ、定規でひっぱたかれたりしたよ。あれは意外に痛かった。議長、名指しで怒りなよ。河野くん(仮名)、起きなさい!って。
できれば、全国放送の最中がいいな。あ、NHKは国会中継は滅多にやらなくなったんだったっけ。高校野球は全試合放送するけど国会はあんまり中継したくない公共放送。本当にでたらめな国になったもんだ。

国会議員だったら、むしろ、あらゆる付き合いをたつべきじゃないかな。だって、国民みんなの代表なんだからさ、特定の誰かや組織だけに何かしちゃいかんのは自明でありましょう。
そういう意味でも、統一教会との関係をたつこと、これは当然。けれど、それだけじゃなく、この際、経団連とか連合との関係もたつ。宗教とも関係をたつ。あらゆる組織との関係をたつんだ。これがいいな。国会議員の諸君はみんなの代表なんだから、特定の組織と仲良くするのはなしだよ。
ひとつひとつの法案や事案に対して、集まって意見を送るのはいいけれども、常に組織として振る舞い、組織として要求するようなものたちとつきあうことは禁止すればいいんだ。どうだい?