出鱈目なやつが多すぎる

私は選挙に出たいと思ったことはないし、当然出たことはない。
なんだけれど、まあ、仮に出たとしよう。
すると、なんじゃかんじゃ公約を申し述べるだろう。で、どういうわけだか、それが人心と噛み合って当選したとする。そしたらさ、何が何でもその公約は実現したいよね。だって、みんながそこを見て投票しくれたんだから。そこで頑張らにゃ何のための出馬かってことだ。

さて、いずれ任期も終わりに近づきます。
そのときに公約がほぼほぼ何も達成できていなかったらどんな心境だろう。恥ずかしい。恥ずかしさの極みだ。にもかかわらず、もう一度選挙に出ようかな、なんて私なら思えない。どんだけ面の皮が厚くても、だよ。

にもかかわらず、まかりまちがって、もう一度やらせて〜なんてことで、出馬するのなら、まず公約をちいとも達成できなかったことを平に詫び、事情説明をするところから始めねばならんよね。そこをすっ飛ばして、新しい公約を持ち出すとか、そういうのはなんて言うの、頭がおかしいのか、あるいは、そうではなく失態から人々の目を逸らせるための阿漕な戦略なのか。何にせよ、そんなやつ、信用できねえ。

あれ、何の話がしたかったんだろう? 
TPP絶対反対みたいなこと言って打って出たくせに実際にはTPPどんどん進めちゃうようなやつの話だったっけ? それとも、犯罪をおかしてもしらばっくれるやつの話だっけ? それとも、お金や物で票を買っちゃおうとするやつの話だっけ? それとも……。
近頃の政治家って出鱈目なやつばっかだからわかんなくなっちゃう。