正月が終わった感じ

大雪から一夜明けての足元の悪い中、近所の神社のお焚き上げに出動しましたよ。大した距離じゃないんだけれども、あちらこちらが凍っていたりするものでそれなりに四苦八苦。

蹌踉めきながらも辿りついて「お願いします」とお飾りを預ける。受け取るのは消防団の人。気楽な感じで「あ、はいはい」ってなもん。

丁度準備が始まるタイミングだったので、一通り眺めていこうと思い、境内をうろうろしながら様子を伺い見る。儀式張った感じは殆どなく、和気藹々と作業は進む。
体裁が整ったところで神主さんが登場。全体が静まりかえり、いよいよ神事が始まるんだなという空気になるんだけれど、それもほんのひとときのことで、あっという間に火が灯され、あとはもうもうと舞い上がる煙を眺めるばかり。松飾りが生木だからなんでしょうかね、ものすごい煙ですよ。毎年のことだから近所の人も驚かないんだろうけれど、初めての人は通報しちゃうと思います。いや、ほんとに。
派手な煙と炎を眺め、生焼けなエアーを吸い込みながら、暫しぼんやりしてから、帰路についた。悪路をやっとこな感じでね。

帰宅後、頂き物の酒粕があったのを思い出し、甘酒をつくる。自作は初めてだったけれど、甘さや濃さを好みに調整できるのは悪くない。柴漬けをつまみに二杯も呑みました。甘酒を二杯も。