イカれた親玉が登場すると

世の中、日々刻々といろいろなことが起きているわけですが、そういう世情というものも心に影響しますよね。直接の関わりがなくたってさ。

パレスチナとイスラエル、ウクライナとロシアなんてものを思い浮かべると、ほんと、暗澹たる気持ちになる。
いま21世紀ですよ。こんな未来が待っているとは思わなかったな。もっと平和で文化的な世界になっているかと思っていたよ。働かなくてもへらへら楽しく暮らしていけるような。

戦争というのは人を殺すことをさえ是としてしまう行為なわけで私は全面的に反対です。私がわざわざ口に出さずとも多くの人がそう思っているでしょう。
日本という国はもはや落ちぶれる一方で先進国でなくなってしまっていることはみなさんがが気づいている通り。日本が与える影響力なんてものは屁みたいな感じになってきている。けれども、世界には先進国と呼ばれる国がまだいくつもあるわけで、国連なんて組織もあるわけで、それなりに有能な人もいるわけなのに、それでも、戦争が起きてしまい、じゃんじゃかじゃんじゃか人命が奪われていく。ちょっと絶望的な気持ちになります。絶望はしないけれども。

性善説を唱えるわけではないけれども、人間が人間をあやめるということに積極的になる人はいないと思いたい。控えめに言っても、ほぼほぼいないと思う。ただ、世の中にはイカれた人が登場することはありえるわけで、そういう人が町中で暴れて人を刺す、なんて事件が起きたりする。もちろん、こんなことも起きてはいけないわけだけれども、そのイカれた人が国の親玉だったりしたら、本当に酷いことになる。ガイのキチに刃物という諺があるけれども、力を、権力を持った人がイかれると本当に恐ろしい。例えば、イスラエルの国民の多くは殺戮など望んでいないだろうと思う(思いたい?)。けれども、イカれた親玉がわあわあやるせいで国を挙げてとんでもない方向に向いてしまう。いま我々が目にしているのはそれだ。国の代表を選ぶということが如何に重要なことか。特に日本のように動き始めてしまったら止めるのが苦手な国は、よくよく考えて政治家を選ばないといかんですよ。いまはまだ九条があるとはいえ、最近の政治家には法を破ること、誤魔化すこと、嘘をつくことに躊躇がなくなってきている人が多いのでね。おっかない。本当におっかないことが起きてしまわないようによくよく考えてまともな人を選ばないと。ねえ。