ジャンキーなんだろう。

例えば、政権与党のお偉いおっさんたちや、政商と揶揄されるような学者の皮をかぶった悪どい商人とか、経団連や同友会の親玉連中とか、ネットで時流に乗って醜く規制をすり抜けたやり逃げ人生の人たちとかってさ、もうすでに十分にお金持ちじゃないですか。死ぬまでそこそこ楽しく生きる、っていうか、かなり調子に乗って無駄遣いしても困らんぐらいのお金は持っているわけじゃん。
そしたらさ、もうさ、もっとみんなに喜ばれることにお金を使いたいと思うようにならないのかな。いやあ、あの人は守銭奴かと思っていたけど、そうか、稼いだお金で最後には人助けを目指していくのか。実はいい人じゃないですか……なんてな方向に進めばいいのに、なぜ、弱者を踏み躙ってでも自分たちだけずるずる儲け続けようと企むのだろう。不思議でしょうがない。

ドラッグは中毒性が高い危険なものだという話はよく耳にする。煙草もね、これがなかなかの中毒性がある。酒だってさ、身体を壊してもやめられずにいる人がちらほらいるぐらいには中毒性があるとも言える。でもさ、結局のところ、お金がいちばんの中毒物質なんじゃないかと最近よく思います。
残念ながら(あるいは、幸いなことに?)私は中毒するほどのお金を持ったことがないので実感できませんが、きっとお金って一定の量を超えるとものすごい中毒性を発揮するんだろうな。こわいね。